小坂大魔王ことピコ太郎のPPAPが使えなくなる?!赤の他人が商標出願!

uedappap

 昨年、流行語大賞にもノミネートされた小坂大魔王ことピコ太郎の「PPAP」やキメ台詞である「ペンパイナッポーアッポーペン」がピコ太郎とは全く無関係な大阪にあるベストライセンス社の上田育弘さんによって商標出願されていた。

 

上田氏は今回の件に対し

 

「あれはたぶん…インターネットかテレビで見て出願したんだと思います。きょうエイベックスさんの方に商標に関する警告書を郵送しました。私が(商標を)出願していますので、それを無視して事業を進めたら、今後商標権侵害になる可能性がありますので…」

 

と、26日にはエイベックスへ警告書を郵送した模様。なぜ上田氏はこれほどまでに強気な姿勢でいられるのか?

 

上田氏

「とにかく先に出願した方が、最も早い出願人が勝つんです。新聞やインターネット等のメディアを通じて、この言葉いいなとか、自分がこれから使用するかもしれないなとか、そういうものに限って出願しています。ビジネスモデルが確立して、もっと大きな会社になった時点で有名になりたい」

 

「(商標には)盗むという概念はないんですよ、原則として。だから私自身は不正な利益は一切求めない。正当な利益を求めていく。(エイベックスには)当社と交渉の上、ライセンス許諾を受けた上、事業展開をするようにと警告書を発送しました」

 

「エイベックスもPPAPの商標登録を出願したが、自分のほうが9日早かったので勝ち。エイベックスにライセンスを売ることも考えている。エイベックスはもっと早く出願すべきだったのに私が勝っている状態。私の商標権を無視してビジネス展開すると損害賠償請求の対象になる」

 

上田氏は元弁理士で権利関係の知識に長けていることから、今回のような権利ビジネスを展開しているようだが、「PPAP」もそうだが、本人とは全く関係のない言葉で第三者が権利を得ようとするのは、納得がいかないのかもしれない。ネット上では既に多くの批判の声があがっている。

 

メディアの取材でネットでは金儲けと指摘されているが、この事に対し

 

「私的な側面と公的な側面があって、私的な側面はお金儲けですが、そこだけに着目すると『ずるい』とかって言われると思います。ですが、決して違法ではない。」

 

と、コメントをし生業としているか?という問いには

 

「これだけじゃないですよ。これは一部です」

 

また「PPAP」だけではなく「じぇじぇじぇ」「北陸新幹線」「民進党」「LOVELIVE」「終活」「STAP細胞はあります」など1日に50件近くも出願することもあったというが、特許庁は「一部の人が多く出願している」と注意喚起を出したことについて

 

「特許庁は出願を受け付けて、審査する官庁。本来の特許庁の仕事はもっと出願するよう促すこと。一部の人に対して出願が多いとがたがた言うべきではないと思います」

 

と語った。

 

商標登録は出願する際に最低1万2千円を支払わないといけないのだが、上田氏はこの料金を支払っていないとみられている。仮に支払っていたとしても、その後の特許庁の実態審査で却下される恐れもあるという。

 

 25日、「PPAP」の生みの親であるピコ太郎は東京都内で行われた男性5人組、Da-iCE(ダイス)の新アルバム「NEXT PHASE」の発売イベントに登場し、会場にいた記者から今回の件についてコメントを求められると

 

「それに関しては僕はよく分からないですが…

 

世の中でいろんなことがあると思うので、いろんなことといろんなことを『ウンッ!』としてPPAPでいいかなと思います。」

 

と自身のギャグを交え会場の笑いを誘った。

 

ピコ太郎がPPAPを使えなくなってしまう日は来るのだろうか…。

スポンサーリンク