音楽プロデューサー朝本浩文氏逝去、UAやイエモンなど手掛ける

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 音楽プロデューサーの朝本浩文さんが11月30日に亡くなったことを妻の由美さんがFacebook上で発表した。朝本は2014年9月夜に自宅へ戻る際に運転していた自転車で転倒し、左右の頭を強く強打して以来意識不明の状態が続き療養生活を送っていた。今年3月20日には一時、心肺が停止状態となり心臓マッサージでなんとか一命は取り留めたものの、癲癇(てんかん)の症状が1~2週間続き、リハビリ病院から総合病院脳卒科へ転院とする処置を行ったが、心臓が停止した間に受けた脳や体内のダメージにより、以前のように目で動くものを追ったり鍵盤を鳴らしたり、手を動かしたり足を伸ばしたりの反応は無くなったという。

 

 妻の由美さんは「いつか何らかの形で意思疎通ができる」ことを望み日本中の名医がいるという病院を回り朝本のケアを続けてきたが、このたび、永遠の別れを告げることとなった。

 

 妻からの最後の報告には

「去る 11月30日、14時55分に朝本浩文は永眠いたしました。幸い私は最期を見届ける事が出来ました。
事故から2年2ヶ月に及ぶ、長い療養生活でしたがとても安らかな旅立ちでした。」

 

とあり、朝本との出会いや2人の思い出が綴られ2014年の事故についても「私はなぜか心がざわつき、仕事で家を出る主人に、何度も自転車を置いて出かけるように、また何度も帰りは自転車を押して帰ってきてねとお願いし続けていたのに対し、彼は『解った』と言っておきながら、自転車に乗って帰ってきて事故にあったのでした。全く私の言う事を聞いてくれなかった、手の焼けるとても頑固な九州男児でした」と想いを振り返った。

 

 最後には「朝本浩文の美しい楽曲の数々が、彼の魂と共に生き続ける事を願っております。これまでの主人に対する皆様のご厚情、ご配慮、そしてあたたかくお見守り下さいました深い愛情に、心より感謝申し上げます」と続き朝本に対する強い想いを感じさせた。

 

 葬儀に関しては密葬が既に執り行われており、後日「朝本浩文を見送る会」を開催する予定ですとある。

 

朝本浩文とは?

 初期のUAやSugar Soul、THE BOOM、THE YELLOW MONKEY、芸能界でも広末涼子や吉川ひなの、安達祐実などにも楽曲のプロデュースをしている。自身もバンド出身で1085年に日本のゴシックバンドの重鎮AUTO-MODにキーボーディストとして参加。以後、MUTE BEAT、Ram Jam World、KAMなどバンド活動は続けていた。1991年にUAを始めとする多くのアーティストの作品を手掛けプロデューサーとしても活躍の場を広げた。

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